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本多猪四郎全仕事


本多猪四郎全仕事 (ファンタスティックコレクション)本多猪四郎全仕事 (ファンタスティックコレクション)



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本多猪四郎全仕事
竹内博【編】
朝日ソノラマ刊
2000(平成12)年5月発行


何でも米国でまた「ゴジラ」映画を作るといふ噂が。
四月馬鹿か?と思つて調べると既報ニュースでした。しかも3D映画だと!不安ですなあ。どうなつてしまふのでせうか。1998年のハリウッド版『GODZILLA』は散散の評価でしたから、ファンは期待よりも拒否反応が強いやうです。もつともアレは、ゴジラを名乗らなければ普通に鑑賞できる映画だと私は思ひました。
でも、頑迷な意見でせうが、ゴジラに関しては3D映画より着ぐるみのTOKUSATSU映画を観たいものです。古い?

東宝のゴジラといへば、本多猪四郎監督。世界中にファンがゐる名監督であります。朝日ソノラマ「ファンタスティックコレクション」の一冊として、『本多猪四郎全仕事』といふ本があります。まさしくファン必見の書。
やはり特撮映画中心ですが、普段語られない一般映画も紹介されてゐます。私は『獣人雪男』以外の特撮映画をすべて観てゐますが、逆に一般映画は『お嫁においで』以外全く観る機会がありません。日本映画専門チャンネルあたりで放送してくれないものでせうか。皆は興味ないのですかね。

本多猪四郎監督は、プログラムピクチャーの名手でもあります。決められた予算と時間の中で、一定水準の作品を撮る。職人。「雲の形が気にいらない」とか言つてスタッフや俳優をいつまでも待たせたり、気に入りのスタジオを独占して他の監督に迷惑をかけたりするのは、たとへ海外での評価が高くても、それはアマチュアだと私は考へてゐます。

本書には本多監督が生前に書いたエッセイなども収録されてゐます。その中で「特撮映画の楽しさ」と題した、『メカゴジラの逆襲』パンフレットに寄せた一文は短いながらも特撮映画に対する本多監督の考へが凝縮されてゐて貴重です。その中で「私はこれからもいろいろな特撮映画を作るつもりです」と書いてゐますが、この『メカゴジラの逆襲』が監督として最後の作品である事を知る我々としては、泣けてくるのであります。(この映画を「最後の怪獣映画」と称し、本多監督を称へる人は多い。)
本多猪四郎監督の映画には、根つからの悪人は登場しないとよく言はれます。夫人へのインタビューでは、本人もそれを意識してゐたことが分かります。私生活でも温厚な人物だつたやうです。

ただ眺めてゐるだけでも楽しい一冊であります。昔の映画のポスターは面白いですね。実際は愚作でも面白さうに見えます。夢を与へる時代と、夢のない現実を表現する時代の相違でせうか。

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