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父・宮脇俊三への旅


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父・宮脇俊三への旅
宮脇灯子【著】
グラフ社刊
2006(平成18)年12月発行


政治家の世襲は是か非か、議論が盛んになつてをります。制限するのはをかしい、といふ人たちや同じ選挙区で出てはいけない、と地盤を継ぐのを否定する意見などさまざま。
芸能人も二世が多いですね。七光りと言はれるのを嫌ひ、あへて出自を隠してデビュウするアーチストなどもゐるやうです。
さういへばフックンのお母さんも女優だつたとかで、結果的に二世といふことになるんだらうな、と自身のブログでつぶやいてゐたさうです。ヤフーの見出しに出てゐました。それよりもこれがニュースになることかな? とも思ふが。

さて、宮脇俊三さんの長女、灯子さんです。とりあへずデビュウのきつかけは七光りと言はれても仕方ないでせう。しかし、文章に関しては「名編集者」と呼ばれた父から厳しく指導されたやうで、ストイックな姿勢に好感を持ちました。
今後は、本職?の料理やお菓子の分野で、新しい世界を創りあげていくことを期待ですね。

ところで本書を読むと、我々愛読者が知らない宮脇俊三氏が存在することに戸惑ひを隠せません。
晩年の家族に対する蛮行、暴言などは読んでゐて辛いものがありました。
しかしさういふところに本書の意義があるのだらうから、複雑な思ひもあります。結局、没後6年が経過した今でも、愛読者はまだその死を認めたくないのでせうねえ。うん。

*入手難度・・・★★☆☆☆(書店では女性エッセイの棚にあることが多い)
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