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独断流「読書」必勝法


独断流「読書」必勝法 (講談社文庫)独断流「読書」必勝法 (講談社文庫)



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独断流「読書」必勝法
清水義範【著】
西原理恵子【絵】
講談社(講談社文庫)刊
2009(平成21)年5月発行


清水義範氏が古今東西の名作を語ります。
取り上げてゐるのは、誰もが少なくともタイトルくらゐは耳にしたことがある作品ばかりのではないでせうか。読んでゐるかどうかは別にして。私の場合、読んだことがあるのはざつと見て3分の1くらゐです。
名作といへども、必ずしも手放しで絶賛する訳ではありません。突つ込みどころは満載で、それが却つて読書欲を書き立ててゐるのが面白い。そんなに変な小説なら読んでみようか、といふ感じ。

絵を担当する西原理恵子さんは、基本的に本文に沿つた、あるいは関連する内容のカットを描きます。当然ではないか、と普通なら思ふのですが、彼女の場合さうとも言へないところが面白い。本書でも『ハムレット』ではとことんシモネタだし、『嵐が丘』ではiPodを買つたとかの近況報告に徹してゐました。
『ロビンソン・クルーソー』では「私は子供のころからこのロビンソン・クルーソーと十五少年漂流記が大っきらい」と切捨て、『細雪』では「今回は読まずにかく」「清水このケンカ買うたる」とぷんぷんし、言ひたい放題であります。やはりこの二人は噛合つてゐないやうで、実は名コンビなのでせう。

第1巻から第19巻までは基本的に1作づつ紹介してゐますが、最後の第20巻-第22巻は特別講座で、それぞれ「読書の秋におすすめの十編」「泣ける話に四苦八苦」「王道ミステリーの楽しみ」といふテエマになつてゐます。私としては、本編よりもこちらの方が興味深く、清水氏も伸び伸び書いてゐるやうに思はれます。室生犀星『蜜のあわれ』なんて、すぐに注文したくなりました。まだしてないけど。
やはり本書は清水氏のエッセイと、西原さんの突つ込みを楽しむ本で、自分の読む本はやはり自分で見つけたい、と再認識したのでした。『蜜のあわれ』は読みたいけど...

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