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テレビの黄金時代


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テレビの黄金時代
小林信彦【編】
キネマ旬報社刊
1983(昭和58)年5月発行
1987(昭和62)年11月復刻版発行


大好きな谷啓さんが...ああ。
私は大いなる衝撃を受けて、悲嘆にくれてゐます。
あまりに寂しいので、「クレージーだよ奇想天外」を追悼上映しました。最後に谷啓が歌ふ主題歌「虹を渡って来た男」が流れるシーンでは泣いてしまひました。
来週は追悼上映ウィークとしました。以下は上映予定。

11日(土) クレージーだよ奇想天外
13日(月) 図々しい奴
14日(火) 空想天国
15日(水) 続図々しい奴
16日(木) クレージーだよ天下無敵
17日(金) 奇々怪々俺は誰だ?!

↑こんな感じです。ところで谷さんのニュースの中で「元クレージーキャッツの」といふ部分がありましたが、クレージーは多分解散していないので、「元」を付けるのはをかしいでせう。(ハナ肇さんが亡くなつた時に、植木等さんが解散宣言をしたけれど、翌日撤回されてゐます。) ちなみに正確には「ハナ肇とクレージーキャッツ」。「クレイジー」とか、あるいは「クレージー・キャッツ」のやうにナカグロを入れてはいけません。

もうひとつ気になるのは「ガチョーン」ですが、当初は「ガチョン!」だつたと記憶してゐます。いつの間に長く伸びるのが正式になつたのか。さらに「谷ダア」も、以前は「青島だッ、谷だッ」でな感じではありませんでしたかね。我ながらどうでもいい事を書いてゐるやうな気がする。これもショックの為でせう。

それで今回なぜ『テレビの黄金時代』かといふと、巻頭グラビアで「<ガチョ~ン!>の復活」と題して「正しい<ガチョーン!>のやり方」が連続写真で紹介されてゐるのです。もちろん演ずるのは谷啓さん本人。これは大爆笑であります。これによると、以下の要領ださうです。

A さあ、困った。かえす言葉もない
B 呼吸をためて......
C 裂帛(れっぱく)の気合で
D 万物を摑みよせるように

以上が<ガチョーン!>の奥義(?)らしい。結果的に2回続いて小林信彦さん関はりとなりましたが、まあいいでせう。(もちろん偶然です。) 初版が1983年なので、ハナさん植木さんが元気で、それぞれ単独インタビューが載つてゐて貴重です。谷啓さんは小林信彦さん・大瀧詠一さんとの座談会になつてゐます。ところで文春文庫から同じ書名の本が出てゐますが、本書とは別物なのでした...

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