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超・新幹線が日本を変える


超・新幹線が日本を変える

超・新幹線が日本を変える
川島令三【著】
KKベストセラーズ刊
2008(平成20)年6月発行


JR東海が、リニア新幹線の東京-名古屋間を自己資金で開通させると発表したのは2007年の12月でした。2025年の開通を目指すといふことです。
そして今回(今月8日)、松本正之社長は中間駅について「1県に1駅が適切」と表明しました。今後建設費をめぐつて地元との交渉が難航しさうですが、JR側が中間駅について正式に意思表示をしたのが初めてとあつて、注目を浴びてゐます。
それにしても、東京-名古屋間は自己資金で、といふ姿勢には老獪なものを感じます。いくら暫定開業とは言へ、名古屋止まりは不便である。名古屋以西へ行きたい人は、結局乗換へを強ひられることになります。ダイヤ作成上も大きな問題が生じるでせう。
関西財界や地元自治体が「新大阪まで一気に開通を!」と国に働きかけ、結局税金を投入して大阪まで造りさうな気がします。
中間駅について、川島令三氏は長野・岐阜の両県には不要と考へてゐるやうです。元々東海道新幹線のバイパスとして計画されてゐるからそれで良いと思ひます。山梨県に駅を設置するのは、実験線の用地確保に山梨県が協力したことで、旧国鉄と話がついてゐたといふことです。ああ。

本書は、現状の新幹線を俯瞰して見るには良いテクストと思ひますが、肝心の「超・新幹線(=リニア)」については、わづか十数ページで片付けられてゐます。また、基本計画新幹線についても同様で、展望につながる記述が少ないと感じるのは私だけでせうか。
そして、この本はなぜか誤字が多い。許容範囲を超えていますね。版元がベストセラーズであることと関係があるのか。「思草社」が倒産してしまつたからベストセラーズから出版されたのか。私は愛知県人なので、2ヵ所も「三川安城」と書かれるのは悲憤するものであります。
川島節自体は相変らず炸裂しまくつてゐますので、予備知識がない人が読むと面白いでせう。逆に事情通にとつては苛苛しながら読む、といふ可能性があります。ま、そんなところです。

*入手難度・・・★★☆☆☆

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