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聞いて、ヴァイオリンの詩


聞いて、ヴァイオリンの詩 (文春文庫)聞いて、ヴァイオリンの詩 (文春文庫)



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聞いて、ヴァイオリンの詩
千住真理子【著】
文藝春秋(文春文庫)刊
2009(平成21)年7月発行


千住真理子さんはわづか2歳3ヶ月でヴァイオリンを始めました。一般的にヴァイオリンの習ひ始めは早いのださうですが、それにしても早い。
大学時代に一度挫折を経験しますが、あることをきつかけに再びヴァイオリンを手にします。このくだりは感動的な話になつてゐます。

読む前は、人気ヴァイオリニストの気軽な身辺エッセイなのかなと思つてゐましたが、読み進むほどに、おほげさに言へば「自分の存在意義」みたいなものを感じさせるのであります。
わたくしも10代-20代の頃は、お金が欲しいとかモテたいとか、今思ふと刹那的なことばかり考へてゐたやうな気がします。しかしそれなりに年をとりますと、やはりそれ以上に「自分はこの世の中でどれだけ役に立つてゐるのだらう」なんてことを勘考するのであります。せつかく生れたからには、なるべく人の為になる生き方をしたい。
さういふ覚悟あるいは勇気を貰へる書物と申せませう。

といつて、堅苦しい本ではございません。家族との関係や演奏旅行の光景など、素顔を飾ることなく開陳してゐます。個人的には、駅弁を掻き込んでしやつくりが出さうになりお茶を飲む千住真理子さんがチャアミングだと思ひました。
精神的に壁にぶち当たつてゐる、と感じる方には特に一読をお薦めするものであります。
では、ごきげんよう。

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