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日本映画史100年


日本映画史100年 (集英社新書)日本映画史100年 (集英社新書)



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日本映画史100年
四方田犬彦【著】
2000(平成12)年3月刊
集英社(集英社新書)発行


本書に以下のやうな記術があります。
「日本人による映画撮影は、一八九八年に東京の小西写真館に勤める浅野四郎が、『化け地蔵』と『死人の蘇生』なる短編を撮ったことをもって、嚆矢とする」
といふ訳で、2000年に発行された本書のタイトルは、『日本映画史100年』となつてゐます。
初版からすでに9年が経過してゐますが、日本映画の歴史を概観する意味では、今日読んでも何ら問題はありません。実際今でも入手は極めて容易であります。 「第11章 インディーズの全盛へ 1991~2000」が最終章ですが、読者は自分なりのその後「第12章 2001~」を付け加へても良いでせう。

私もわりかし日本映画は好きな方で(といつても1950-60年代が中心、本と同様に古いものを漁る)、先日も松林宗恵監督の追悼上映と称して、自宅で『連合艦隊』『潜水艦イー57降伏せず』を観ました。潜水艦映画はどうして面白いのでせうね。池部良も良い。松林監督は実際にはサラリーマン映画などの作品数が多いのですが、戦争映画の監督といふ印象がありますね。
ついでにテレビ特撮番組『帰ってきたウルトラマン』第49・50話も観る。これも松林監督。どこかで読んだ話ですが、松林監督の子供が小さい頃、自分を映画監督と認識してくれなかつたのが、ウルトラマンの監督をした途端に、監督として認めてくれたさうです。子供は正直であります。
49話に出てくる村上不二夫の娘役の子が可愛いのですが、彼女はその後活躍したのでせうか。気になるところであります。

さて閑話休題。といつてもこれからも閑話ですが。
全体に私見を抑へた記述ですが、「日活の快進撃」の場面では次のやうに述べてゐます。
「さて、いよいよ日活について語るときが到来した。率直にいってわたしは、この瞬間のために本書のこれまでの部分を執筆してきたような気がしている」
おお。いかに熱く語るかと思つたら、わずか3ページほどでほとんど事実を列挙するだけに留まつてゐました。抑制してゐますね。私も日活映画については語りたいが、またの機会にしませう。
日本映画史を俯瞰してみますと、100年は案外短いものです。しかしその間の変遷ぶりについてはすさまじい。今後はいかなる道程を示すのか。皆で見守らうではありませんか。
ではまた。

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